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大腸ガン教室

[2017.11.17]

 

すてるうんちでひろういのち

学んで運動を広げましょう  

11月10日、「大腸がん教室」を田島診療所2階デイケア室で開催し、30名が参加しました。

講師は三谷所長が行い、スライドを使った大腸ガンの話の他、クイズなどを折込み楽しく学ぶ場となりました。

講師の三谷先生

<先生のお話>

田島地区では、2016年度に2201名の方が検診を受け、便潜血反応陽性の方が143名、そのうち内視鏡検査をされた方が70名、そして「がん」が見つかった人が7名でした。

 このように「便潜血反応」で大腸がんの早期発見が取りくまれるようになったのは1980年からで医療生協運動の中心課題として組合員とともに、地域の健康づくりに取り組んできました。

 田島診療所地区では「捨てるうんちで、拾ういのち」のスローガンをつくり、健診の大切さを地域に広げてきました。

 健診で大腸ガンが見つかった方は、まさにいのちを拾われることになります。年に一度は必ず大腸がん検診を受けましょう。また、お知り合いの方にも広げてください。 

<出された質問>

  • 便潜血反応陽性とでたら、内視鏡検査を受けた方が良いですか。⇒ 必ず受けるようにすすめています。
  • 便の太さがドンドン細くなり、時には真黒な便が出る。どうしたらよいですか。⇒検診を待たずに直接受診し、内視鏡検査をおすすめします。

 〈ガンに関するクイズ〉

A 生涯でガンになるのは何人に一人でしょうか?

  ① 8人  ② 5人  ③ 2人

B ガンで亡くなる方は何人に一人でしょうか?

  ① 7人  ② 5人  ③ 3人

C 大腸ガンになる要因の内、もっとも大きな要因は?

  ① 遺伝  ② 食べ物  ③ タバコ  ④ 年齢  ⑤ 放射線

※ 答えは最後に

 田島診療所の大腸ガン検診運動(2016年度)

  • 健診受診者数    2201人
  • 陽性反応が出た人  143人(6.5%)
  • 内視鏡検査をした人  70人(49%)
  • ガンが見つかった人   7人(10%)

 

 

※クイズの解答

A③ 2人に1人、B② 5人に1人、C④ 年齢 

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