大腸ガン教室
すてるうんちでひろういのち
学んで運動を広げましょう
11月10日、「大腸がん教室」を田島診療所2階デイケア室で開催し、30名が参加しました。
講師は三谷所長が行い、スライドを使った大腸ガンの話の他、クイズなどを折込み楽しく学ぶ場となりました。
講師の三谷先生
<先生のお話>
田島地区では、2016年度に2201名の方が検診を受け、便潜血反応陽性の方が143名、そのうち内視鏡検査をされた方が70名、そして「がん」が見つかった人が7名でした。
このように「便潜血反応」で大腸がんの早期発見が取りくまれるようになったのは1980年からで医療生協運動の中心課題として組合員とともに、地域の健康づくりに取り組んできました。
田島診療所地区では「捨てるうんちで、拾ういのち」のスローガンをつくり、健診の大切さを地域に広げてきました。
健診で大腸ガンが見つかった方は、まさにいのちを拾われることになります。年に一度は必ず大腸がん検診を受けましょう。また、お知り合いの方にも広げてください。
<出された質問>
- 便潜血反応陽性とでたら、内視鏡検査を受けた方が良いですか。⇒ 必ず受けるようにすすめています。
- 便の太さがドンドン細くなり、時には真黒な便が出る。どうしたらよいですか。⇒検診を待たずに直接受診し、内視鏡検査をおすすめします。
〈ガンに関するクイズ〉
A 生涯でガンになるのは何人に一人でしょうか?
① 8人 ② 5人 ③ 2人
B ガンで亡くなる方は何人に一人でしょうか?
① 7人 ② 5人 ③ 3人
C 大腸ガンになる要因の内、もっとも大きな要因は?
① 遺伝 ② 食べ物 ③ タバコ ④ 年齢 ⑤ 放射線
※ 答えは最後に
田島診療所の大腸ガン検診運動(2016年度)
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※クイズの解答
A③ 2人に1人、B② 5人に1人、C④ 年齢