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お口の健康教室

[2017.11.17]

お口の健康が長生きの秘訣

長生きは「唾液」で決まる

 

 

 11月4日、田島歯科の井土先生に「お口の健康」についてお話していただきました。長寿姉妹の「金さん、銀さん」の言葉に「長生きしたけりゃ、口を動さんとね」と話していました。「お口」がどれだけ長生きと関係するかについて、井戸先生は興味深く話してくださいました。

 

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講義をする井土歯科医師

*食べものをよく噛み、味わい、おいしく感じながらいただくことは生きるためには欠かせない。

*病気になって、絶食したり、食べれなくなったりすると唾液の分泌が減り、途端に体力が落ちていく。少しずつでも口を動かし、食べ物をかむことは健康回復へつながる。

*入れ歯をしていないと転倒率が高い。義歯を入れることは転倒予防に。

*お口の健康が認知症予防につながる。たべものからの視覚、嗅覚、味覚、触覚は神経に働き、認知症予防につながる。

*「オーラルフレイル」=口の衰えを感じる時……1、お茶を飲むとき 2、口が渇く 3、飲み込みにくい 4、むせる 5、噛みにくい 6、体力の衰えなどで自覚する。

*長生きは「唾液」決まる。唾液が出ていることは健康のサイン。唾液の分泌を促す運動を毎日やりましょう。(上記枠内に記載)

*歯をなくす原因に歯周病がある。歯周病の予防には 歯磨きで汚れをしっかりとる。 歯科で汚れを取ってもらうことも大切だが、自分でしっかり歯磨きすることが大切。(ていねいにすると15分以上)

*歯周病から引き起こされる全身疾患…1、誤嚥性肺炎 2、心筋梗塞・心臓弁膜症 3、脳梗塞 4、動脈硬化症 5、肥満・メタボ 6、糖尿病 7、骨粗しょう症など。

参加者からも次々と質問が出され、お口の健康の大切さを学ぶことが出来ました。参加者33名

田島地区健康づくり委員長 吉田一江

 

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